2021/04/23 09:54

先日4月19日(月)に、新潟JCの4月例会「ビジネスマインドのすゝめ」が開催されました。

本例会を担当した委員会が提案する「企業成長と地域発展を両立できる利益追求の考え方」という理想を元に、仕事に対する考え方について学べた例会でした。

例会では、リーダーシップコンサルティングの代表 岩田松雄様から、大変わかりやすく、興味深いお話を聞くことができました。岩田様は、1982年に日産自動車に入社され、製造現場、セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、社内留学先のUCLAビジネススクールにて経営理論を学び、その後、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ常務、(株)アトラスの代表取締役、(株)イオンフォレスト(THE BODY SHOP Japan)の代表取締役、スターバックスコーヒージャパン(株)のCEOを歴任され、“専門経営者”として確固たる実績を上げてきた方です。

視座を高め、視野を広げ、視点を鍛え、学び続けることの大切さや、企業は「世の中を良くするためにある」という存在理由・ミッションがあること、また、リーダー(経営者)にとっては、このミッションが一番大切であることのお話を聞くことができました。そして、経営理念・ミッション・ビジョン・バリューの違いについても、登山家を例に、ミッション:山に登ること、ビジョン:5年後に富士山に登頂すること、バリュー:みんなで手を繋いで・歌を歌いながら・行ける人から登る・無酸素、という分かりやすい説明をしていただき、理解を深められました。さらに、企業のミッションの話から、個人のミッションの話に移り、我々がこの世に生かされている理由が「使命」であること、「命」を「使う」と書いて「使命」であること、この「使命」を考え続けることが大切である、というお話も頂戴しました。また、組織においては、本質において一致すること、行動において自由であること、全てにおいて信頼であることが理想的な状態であることもお話いただき、仕事に対する考え方を学ぶことができました。

昨今、世界的に急激な社会変化、経済の停滞が起き、地方へもその影響が広がってきていますが、このような状況下においても、私達自身が思考力・行動力を備え、当事者意識をもち、企業成長を実現し、ビジネスを通じて地域の持続的発展に寄与していく必要があるということを強く感じました。

次の新潟JCの公開例会は、6月24日(木)です!
乞うご期待!お楽しみに!